
50代FIFTIES
歯を補った後も
メインテナンスを大切に
適切なケアと定期検診、そして早めの治療で、大切な歯と人生を守りましょう
1歯が抜ける、歯が折れるなど、本格的なトラブルが増えてくる年代
歯周病の進行により、出血や痛みを感じます。もっと進行すると歯の土台となる骨(歯槽骨)が溶けて、歯がグラグラしてきたり、抜けたりするようになります。
虫歯の治療で神経を除去した歯が折れたり、割れたりすることもあります。また歯周病から糖尿病が悪化するなど全身へ悪影響が及ぶことがあります。
放置せず、早めに歯周病治療を受けましょう。
歯周病は重度になると歯が自然と抜けてしまいます。そうなる前に定期的に検診を受け、初期の段階から治療を受け、悪化させないようにしましょう。
2入れ歯が必要なこともあります

入れ歯や抜けた歯をそのままにしていると、噛み合わせが崩れ、ほかの歯にも悪影響が及びます。残っている歯が自然に伸びてしまうこともあります。
3加齢を原因とした歯のトラブルが増えます

加齢のため、歯ぐきや歯を支える組織が衰え、入れ歯やブリッジが合わなくなるなど、歯のトラブルが多くなります。
嚥下(えんげ)機能(※食べ物を口に含む行為から食べ物が胃に至るまでの過程)が衰えるので、誤嚥性肺炎などへの配慮も必要となってきます。
定期的な検診でお口を清潔に
きめ細かな入れ歯の調整や口腔内の清潔を保つ、より細かなメインテナンスが必要となります。
4歯ぐきが痩せ、入れ歯が合わなくなることがあります
加齢によって歯ぐきが痩せ、入れ歯が合わなくなることがあります。合わない入れ歯を使い続けると、粘膜に入れ歯があたってぐじゅぐじゅな状態になるフラビーガムの原因になります。フラビーガムになると痛みが取れにくくなり、骨の吸収が激しくなります。
入れ歯も定期的にチェックしましょう
合わなくなった入れ歯は、裏打ちをする(リベース)、もしくは作り直す必要があります。または、より質の高い入れ歯を新しく作製するということをお考えになってもいいでしょう。当クリニックでは金具のないものや床の薄いものなど、さまざまな種類をご用意しています。ぜひ、ご相談ください。