タイミングを見計らい、その時期に合った最適な矯正治療を
当院では、矯正治療は負担の少ない小児のうちに終わらせるのがベストだと考えています。
当院では、お子さんが小さいうちからご来院いただいて、定期的にお口の中を拝見しながら、必要であればタイミングを見計らい、矯正治療をご提案しております。そうすればかなりの場合、小児矯正だけで終わることができます。
思春期になって矯正のワイヤーをつけるのは、本人の負担にもなりますし、また、費用もかかってしまいます。乳児のときからチェックをし、成人矯正に移行することなく終わらせることを考えませんか?
【小児矯正】将来を考えた矯正治療をご提案します
小児矯正は、タイミングが大切です
子どもの成長や生え変わりを視野に入れ、矯正をするタイミングを逃しません。幼児期~12歳くらいの矯正のタイミングを逸すると、永久歯の歯並びが悪くなり、成長してからの矯正治療が必要になるケースがよく見受けられます。
定期的に生えかわりをチェックすることにより、例えば上の前歯が下の歯の内側に入りそうだから、棒を30分くらい噛むなどの方法で、自分で歯並びを改善できる場合もあります。
定期検診で適切なタイミングの矯正をご提案します
定期的に通院していただくと、将来的なタイミングを計りながら、計画的に矯正治療を考えていくことができます。噛み合わせも少しずつ変わっていくので、微妙な調整を行い、バランスを取ることも大切です。
成長して矯正の時期が遅くなると、体への負担が大きくなるだけでなく、時間的にも経済的な負担が増します。早めに矯正することをおすすめします。
患者さんに喜ばれる矯正治療を目指しています
子どもの矯正は、なるべく成人矯正を行う必要のないように、子どものうちに始めたいと考えています。子どもの矯正は、歯が自然な本来ある位置に誘導していくことが目的ですので、小さい頃から定期検診を受け理想のタイミングで矯正していただきたいと願っています。
子どものうちの矯正の方が、体への負担も軽くすみ、経済的なメリットもあります。また、特に女の子のお子さんの場合は、思春期になる前に矯正しておいた方が、本人も喜ばれます。
【成人矯正】健やかな笑顔で充実した人生を
ワイヤー矯正をおすすめしています
大人の矯正の場合、確実なワイヤー矯正をおすすめしています。また、セラミック製の見えにくい装置もありますので、営業職や接客業など人前で話すことの多い方にも安心して治療を受けていただけます。
きれいな歯並びはむし歯や歯周病の予防にもなります
不正咬合の場合、歯並びが悪い部分に汚れが溜まりやすくむし歯になったり、噛み合わせが悪く歯ぐきに無理な力がかかって歯周病の原因となることがあります。
当院では定期検診に来院された患者さんにも、歯並びに問題があれば、歯ぐきやレントゲン検査を行い、必要に応じて矯正治療をご提案しています。大人の方でも、気になることがあれば、ぜひご相談ください。
矯正治療の症例をご紹介します
●歯並びがガタガタという悩みを持った患者さんの症例
治療前
歯並びが気になって、もし早くから何かやっておくことがあればしておきたい、とのことで来院されました。
治療後
クワドへリックスという針金の装置を裏側にはわせ、反対の噛み合わせになっている歯を後ろから押し、歯を並べるスペースを確保するために寝るときにはめる床装置をつけていただきました。
●小児矯正(床矯正)
治療前
前歯の噛み合わせが反対になってしまったことと、歯並びがガタガタなのを気にされ、床矯正を開始しました。
治療中
まっすぐに並んできました。
治療後
噛み合わせもしっかりし、見た目も機能的にも安定しました。
複合的な治療にも対応しています
前歯が6本しかなく、奥歯は歯ぐきだけの患者さん。まず、奥歯にインプラントを入れて仮歯をつくり、奥歯で噛めるようにしました。ただ、前の6本の歯は、極端な出っ歯だったので矯正治療をする必要がありました。矯正治療で高さも向きも変えて、噛み合わせを改善。そして、最終的にオールセラミックを入れて治療が完了しました。
治療前
奥歯がなく噛めない、きれいな歯で自分の歯のようにしっかり噛みたいということで、治療がスタートしました。
治療中
奥歯に7本インプラント体を埋入して仮歯を入れ、矯正治療で出っ歯を真っ直ぐにしました。
治療後
奥前歯をオールセラミック、奥歯(インプラントの被せ物)をメタルボンドで修復しました。